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2023/4/2 東京さくらマラソン

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4/23に開催される長野マラソンまであと3週間。重要なトレーニングのひとつとして東京さくらマラソンハーフの部に出走した。

コースは荒川河川敷1周10km強を2周するという非常にシンプルなもの。途中土手の上り下りを1周あたり2回ずつ、計4回ずつする。

今回の目標は体に負荷をかけること。したがって、今の力を出し切りたいと考えていた。タイム的には80分を切る目標(1km平均約3‘47)。長野まで3週間あるので、ここで力を出し切っても疲労は抜けると判断。前回の記事でも故障明けということで突貫工事的にトレーニングを行ってきているので、致し方ないことだと割り切っている。

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スタート時のコンディションは気温17℃、湿度57%、北東の風2m/s。個人的には暑さは得意な方なので、気温の高さは気にならず、むしろ風が気になった。

10:30号砲。

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河川敷を走るローカル大会のため参加者がそこまで多くなく、ほぼ単独走になるだろうと走り出した。入りの1kmは土手の上り坂を含んで3'47/km、悪くない。

5km手前で思った通り、僕がいた集団はばらけ、僕より走力のありそうなランナーに引っ張ってもらう形になった。

 

5km通過 18:37

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引き続き僕の前のランナーが引く展開で、ペースは3’40/km巡行に。現在の僕の走力からするとキロあたり5秒ほど速く、5km通過時点であまり余裕はなかった。ただ、後ろにちょうどいいペースを刻むランナーがおらず、単独走になるのにもまだ早かったため、無理してそのランナーに付いていくことにした。

 

10km通過 37:04(この5km 18:27)

この時点で余裕は全くなく、いつ引っ張ってくれているランナーから離れてもおかしくない状況。とにかく集中して、前のランナーの背中だけを見つめ、付けるところまで付こうと努力した。

 

15km通過 56:04(この5km 19:00)

結局、13km手前で引っ張るランナーから引き離され、ここからゴールまでの8km強は単独走となってしまった。3’50/kmを超えるラップもあったが、なんとか粘って3’40台をキープすることに集中した。

今回のシューズはNike Vaporfly Next%2を着用した。レースで使用するのは2021年12月のOTT5000m以来である。

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このシューズの高反発の特性を15km過ぎから有効に活用することができたと思う。カーボンプレートが入っていなかったシューズでレースに出ていた時は、疲れてきた際に靴に敢えて体重を預けるようにしても大きな反発を得ることはできなかったが、今回着用したヴェイパーフライは反発が得られた。疲労で前への推進力を自分で出せなくなった状態でも、ある程度靴に任せて走れば前に進む感覚とでも言おうか。それはこれまで好んで履いていたAsics Metaspeed skyよりも強い反発であった。靴のおかげでペースダウンを最小限に抑えられたと思う。

 

20km通過 1:15:13(この5km 19:09)

なんとか3’50/kmを超えないペースを我慢して維持してきたものの、19km〜20kmはこのレース最遅の3’54/kmというラップだった。完全に力尽きた。その中でも最後の力を振り絞る。

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ゴール 1:19:12(この1.0975km 3'59)

息も絶え絶えゴール。力を出し切ったという点、80分切りもできたのでとりあえずの目標は達成である。

 

数値的には以下の通り。

平均心拍数は172bpm。最大心拍数を185bpmとした場合93%、非常に頑張った。気になるのは相変わらずGCT。左足の接地時間が総じて長い。特に引っ張ってくれたランナーに必死で付いていた時とラストスパートの局面においてである。

学生時代左足のぬけぬけ病で競技を引退したが、この数値との因果関係があるかもしれない。引き続き課題。

 

故障明けからパイン練習を再開して1ヶ月。ここまで総力を戻せた自分を褒めたい。ただ、ここはあくまで通過点。4/23の長野マラソンで今の力を出し切ることが最大目標であることを忘れず、残り3週間を過ごしたいと思う。