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長野マラソン2023 レース当日について(前編)

さて、今回はいよいよレース当日について。時間が経ってしまい、少し記憶に曖昧な部分が出てきてしまったが、思い出しながら書いていきたいと思う。本来であれば、今回のテーマを真っ先に書くべきであったと反省中。記事が長くなるので、今回はレース中間点までの状況を書いていきたいと思う。

前回までの記事↓

onedayatatime.hatenadiary.com

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起床〜スタートまで

レース前日は20:30に就寝。寝付きは良かったが、0:30に目が覚めてしまい、そこから起床時間の3:30までほぼ一睡もできず。昨年も同じように寝不足だったが、レース自体への影響はなかったので、今年は昨年より寝不足がストレスに感じなかった。

ベッドを抜け出してすぐ、ホテルの周りを20分ほど散歩。血行を良くするために、散歩の最後に5分程度jog。散歩の後に朝食。内容は前回の記事を参照。

ホテルのチェックアウトまではテレビを見ながら横になっていたり、動的ストレッチをして過ごす。今回の目標は2:50:00を切ること(サブ50)。目標達成のためにサブ50のペーサーに付いていくこと、湿度が低い予想を示していたので塩ジェルでミネラル補給を十分に行うことを頭の中で振り返り、時間が過ぎるのを待った。

今回はホテル前から大会会場までバスで送迎してくれるプランだったので、電車に乗ることなく大会会場へ。

大会会場に降り立ち、天候が想定よりもいいことを感じる。日差しが強く、アームウォーマーはいらなそうだ。

ラン仲間と落ち合い準備。レースへの携行品はエナジージェル2つ(ハニーアクションエナジー、メイタンサイクルチャージカフェインプラス)、塩ジェル2つ。

HoneyAction ハニーアクションエナジー 35g×5包入

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7:45からスタート位置に整列することが可能だったため、7:35に最後のトイレを済ませ、荷物を預けてスタートライン近くへ。今回はBブロックスタートだったが、その中でもほぼ最前列を確保できた。スタート2時間強前から水分は控えめにしていたので、スタート整列後もトイレに行きたくなることはなかった。

 

スタート〜10kmまで

8:20号砲。スタートロスは5秒。スタートに整列している段階から僕の目の前にサブ50のぺーサーがいたので、スタート直後からサブ50の集団に入る。入りの1kmは3’59であったが、その後少しずつペースは上がる。

5km通過 19’43

 

5kmまでは余裕を持って走れたが、ペーサーが引く集団ということもあり、周囲にはかなりのランナーが密集していた。ペーサーについてフルマラソンを走るのは初めてだったので、転倒に注意して走るのにかなり神経を使った。

5kmを過ぎると善光寺に向かっての上り。上り区間ではあったもののこのラップが4’00。上りを加味するとサブ50ペースからは速いが、まだ序盤だったので細かいことは気にせず、呼吸を落ち着けながら付いて行った。

善光寺前を過ぎると参道を下っていくわけだが、3'50を切るペースが3km続いた。下り坂基調とは言え、陸橋を越える部分も含めてのラップであり、率直に速いなと感じた。周囲からもペースが速いのではないかという声が聞こえた。この時点では序盤ということもあり、まだ余裕はあったのだが、このペースが続くようではとてもではないがゴールまでは持たないという感覚を持っていた。

10km通過 39’17(この5km19'29)

 

10km〜ハーフまで

続く15kmまでは序盤のペースが落ち着き、4’00前後のペースで安定した。集団は依然大きなままで、給水を取るごとにペースの上げ下げが発生。今振り返るとこういった細かい場面で脚を使ってしまったなと反省。今回のように出走者が多い大会はペーサーに付かずとも、様々な走力のランナーがいて小集団が途切れなく形成されているので、前述のペースアップへの対応も含めて、無理にサブ50のペーサーに付かないという選択肢もあったように思う。

15km通過 59’15(この5km19'58)

 

20kmまでは昨年とコース変更があった区間。折返しを含むため、知り合いとも声を掛け合い、勇気が出るポイントだ。まだ余裕はあったものの、常にすれ違うランナーに視線を配る余裕まではなく、昨年と比較するとこの時点での余裕度は低かった。

20km手前の給水で塩ジェル投入。またペースの上げ下げがあり、五輪大橋の上り坂も合わさってペーサーから数10m引き離されてしまった。橋の上では今回故障で勇気ある撤退(なかなかできることではなく、とても感心した)をしたラン仲間の応援もあり、彼の分も頑張ろうと力をもらえた。極端にペースを上げず、五輪大橋の下りが始まるまでに少しずつ集団との距離を縮め、再度集団に復帰した。

20km通過 1:19’25(この5km20’10)

 

五輪大橋を終えるとすぐに中間地点。中間地点で時計に目をやると1:23’45。単純合計で2:47’30。今の僕の走力からするとだいぶ速く、余裕度も高くはなかったので、後半のペースダウンは不可避であると悟った。

ペースダウンをどれだけ抑えられるか、そのためにいかに力を温存できるか、頭の中で考えを巡らしながら、レースは後半戦に突入した。