One day at a time

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2021/12/19 オトナのタイムトライアル5000m

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2021年最後のレースとしてオトナのタイムトライアルの5000m@駒沢公園に参加してきた。5月に日本に帰国し、そこからまた走ることにハマってしまい、地道にトレーニングを積み重ねた結果、7月のM×K Distance5000mで17'47を出し、先月末にはロードで17'17を出していたので、今回はトラックでペーサーも付くということでウン十年振りかの5000m16分台をターゲットにしていた。しかし、ここのところ右足のハムストリングが3’30/kmのペースで攣りそうになる上、先週のクロカンレースで捻った左足首の調子が悪く、16分台を目指す上では3’24/kmペースをキープしなければならず、最悪DNFになりかねない状態だった。当日はテーピングを念入りに巻き、もしもの事態に備えた。そんな体のコンディションとは裏腹に、当日の気候はベストコンディションで気温10℃前後のほぼ無風というものだった。

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僕のレースは予定よりも30分ほどスタートが遅れ、16時前ぐらいに号砲が鳴った。僕は日体大記録会よろしく、欲張った申告タイム(16'50)を書いてしまったがために、16’00-16’50の組に入ってしまったため、いい具合のペーサーが付かないこともレース前は予想していたが、僕同様に速めの申告タイムを書いている人が多かったようで(15,16分台で走る人はみんな同じことを考えていると知り、安心)、大会主催者の計らいで17分フラットのペーサーをあてがってくれた。そのペーサーが2022年箱根駅伝で関東学連選抜に名を連ねている東京大学大学院の古川さんだった。

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スタート直前に僕は古川さんにゴールまで付いて行きます、と宣言をした上でレースがスタートした。写真は確か3600m過ぎぐらい。この直後、前の2人から離されることになる。んでもって、1500mと3000m手前に右ハムが攣りそうになるが、なんとか攣らないような走り方をして事なきを得る。

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些か17分切りより遅めのペースで前半は推移したが、なんとか最低限の粘りをすることができ、16分台を達成することができた。ペーサーの古川さんや応援してくれた仲間に感謝。本当にありがたい。

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レース後に仲間たちと反省会。今回、反省することはあまりなく、DNFを覚悟した中で今の実力を存分に出し切ることができた自分を讃えることしかできなかった。ただ、元陸上競技経験者としては、16分台は人に誇れるほど速いタイムとは言えず、まだまだ伸びしろしかないと思っているので、日々走ること以外の生活を犠牲にしない程度に今後も精進をしていく所存である。

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今日でレースを終えて4日目となるが、まだ足の調子は芳しくなく、しばらくこの不快感ともうまく付き合っていく必要があると覚悟しているが、次の目標は4月に行われる長野マラソンなので、しばらくはトラック向けの練習から足を洗い、距離を踏んでいこうと思う。レース後なかなか思うように練習を積めない日々だが、この状況をいい意味で休養と捉え、今後迎える厳しいマラソン練習に向けた英気を養う期間と割り切って過ごしていく所存である。最後になったが、東大大学院の古川さんが箱根駅伝に出走することとなったら、彼が僕のレース中に応援してくれた以上の声援を送りたいと思う。