One day at a time

毎日を、着実に

故障期間中のトレーニングースピンバイク

左足のアキレス腱痛が発生してから久しいです。走ることがままなりません。体力の低下は日に日に進みます。

走ることがランナーにとっての最高のトレーニングであることは言うまでもありませんが、何もせず日々進む体力の低下を指を加えて眺めているわけにもいきません。

昨年の夏から秋にかけて今回と同じ左アキレス腱を痛めた際は、家の近所を流れる川を下流と上流に2時間ほどかけてサイクリングをしたものですが、この時期は暑くて外でバイクなんか漕げたもんじゃない。

また、事故による怪我のリスクも馬鹿にならないと、昨年末にサイクリング中に遭遇した電動キックボードのもらい事故から実感しています。

ということで、ネットでいろいろ探してみると、スピンバイクという便利なトレーニング器具があるではないですか。

懸念点としては、コスト、場所を取ること、騒音、の3点でしたが、Youtubeのレビューなんかも参考に以下のスピンバイクの購入。

 
漕ぎ始めて2ヶ月あまりが経ちましたが、率直に購入して良かったです。
前述した懸念点の中で一番気にしていたのは騒音でした。集合住宅に住んでますし。しかも、私が購入したのは摩擦式という負荷をかけるためにホイールに直接布を押し当てるタイプのもので、その他のタイプである磁石で負荷をかけるもの等と比べると、明らかに騒音がしそうです。
その他のタイプがどの程度の騒音かは分かりませんが、私の使用しているハイガー社のモデルは全く気になりません。バイクから発する騒音よりも、トレーニング中の私が呼吸する音の方が煩いぐらいです。
 
僕が好んで実施しているトレーニングは2つあります。
ひとつめは軽めの負荷で40〜60分間、心拍数を120〜140bpm程度で漕いだ後、同じくスピンバイクでタバタトレーニングを1セットするというもの。
スピンバイクのハンドル部分に台座がついているので、iPadを台座にセットしてYoutubeを観ながら、クーラーの効く部屋でのんびり漕いでいます。
タバタトレーニングはネットで調べるとやり方が出てきますが、僕の場合はオーソドックスに(20秒全力漕ぎ+10秒レスト)×8回を1セットやるようにしています。出し惜しみせず、1本目から全力で漕ぐと、大体5回目ぐらいで175bpmに到達し、残り3本も同様の心拍数を維持して終わります。日によっては180bpmに到達することも。
週に最低3回は行うようにしています。いろいろ試しましたが、2日に1回タバタトレーニングを行うぐらいが僕にはあっていると感じているからです。
 
ふたつめはバイク界ではメディオと呼ばれているトレーニングです。あまり詳しくないですが、ランニングで言うところのクルーズインターバルで、15分間を心拍数150〜160bpmぐらいで漕ぐことをレストを挟んで2回実施しています。
まさしくバイクのクルーズインターバルで、タバタトレーニングのように辛くはないけど、じわじわ心肺機能と臀部の筋肉に効いてくる感じで、地味にきついトレーニングです。
こちらは週1〜2回を目処に実施しています。
 
実際のところ、スピンバイクによるトレーニングが、どこまで体力の低下を食い止めることに寄与しているかは分かりませんが、個人的にはフィジカル面の強化もしくは維持というよりも、メンタル面の安定感に繋がっていると思っています。
故障期間中に何もできないと気が滅入ってしまいますが、少なくともバイクを漕いでトレーニングをしているという実感だけでも安心感を得ることができます。
一方でバイクトレーニングをやりすぎることの弊害として、股関節周りの筋肉を余計に張らせてしまって、怪我の治癒を遅らせたり、坐骨神経痛等の別の故障にも繋がるリスクはあるので、継続することを最重視し、トレーニング内容自体は負荷を高めすぎてはいないつもりです。
いつまでこの生活が続くかは分かりませんが、今はできる限りのことを愚直に続けていこうと思っています。
次回は故障メニューとしてのwalkについて書いてみようかな。