One day at a time

毎日を、着実に

Adizero SL、良い

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万能なデイリートレーナー。

今更ながらレビュー的な投稿。今年頭にAdidasのAdizero SLを購入。当初は通勤に使えて、そのまま履き替えることなく走って家まで帰って来れるようにオールブラックのモデルを購入しました。その後、アキレス腱の故障によりほとんど通勤靴になってしまいましたが。

 

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最近ランを再開したこともあり、久し振りにこの靴を履いてjogをするようになりましたが、改めてバランスの取れた靴だなと思います。advanced & beginner、どちらのランナーが履いても活躍してくれるシューズだと思います。

実際、先日ニューイヤー駅伝にも出走している某実業団選手とシューズ談義をした際にも、このAdizero SLをデイリートレーナーとして日々のjogに履いていると言っていました。

厚いミッドソールのシューズがもてはやされる昨今、比較的ミッドソールが薄く(個人的にはこれでも十分な厚さ)、足裏で地面を捉えていることを感じやすいモデルだと思います。

 

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ミッドソールには軽量なLightstrikeクッショニング、前足部にはAdios Proなどレースモデルにも使用されているLightstrike Proが搭載されており、クッショニングに加えて反発力も兼ね備えているモデルです。

 

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実際に走ってみると心地の良い地面からの反力を感じやすいシューズですね。ゆっくりしたjogペースよりも気合の入ったjogペースぐらいの方が反力を感じやすいです。さらにスピードを上げたペース走程度のスピードにも十分対応できると思います。それ以上だと個人的には少しストレスかな。

 

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ドロップは8.5mm(前足部24.5mm、踵部33mm)

 

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重量は私のサイズである26.5cmで244g。公式HPでは27cmで240gと記載がありますが、紐を含めていない等あるのかもしれないです。実測はもう少し重いです。ただ、誤差程度ですし、個人的にはちょうど良い重さ。jogシューズの分野ではスタンダードのスペックではないでしょうか。

価格も¥13,000円(税別)と、このラインのシューズの中では比較的リーズナブルではないかと思います。最近デイリートレーナーもけっこうしますからね。

 

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少し気になった点は履き口が浅かったこと。靴紐の通し方を工夫すれば解消しましたが、購入前の試着は当然ですが必須です。

 

今月は走行距離も抑え、walkとドリルに重点を置く1ヶ月、来月もそれらのメニューに加え、ファルトレクが入ってくるぐらいだと思うので、Adizero SLの活躍の場は多いと思います。この一足を履きつぶしたらリピートの可能性は大です。

2023年9月6日時点ではかなり価格破壊が起こっていますね↓ もう一足買っておこうかな。

有休取って胃カメラ検査

かれこれ5年ぐらい前ですか、当時私は夥しい数のバイクが道路を埋め尽くす国、ベトナムに仕事の関係で住んでいまして、1年に1回会社のお金を使って日本に帰国することができました(まだコロナ禍前でしたね)。

一時帰国の際、日本で健康診断を受けるのですが、検査の一環で胃の検査をするんですね。バリウムを飲むやつ。その検査で胃の内壁に隆起物があることが分かってからは、少なくとも毎年1回は内視鏡で隆起物の成長度合いをチェックするように医者から言われています。

特に今年の初めに受けた内視鏡検査では、隆起物の大きさが少しずつ大きくなり始めているということで、大きな病院で精密検査をしてもらった方が良いということになり、春に精密検査を実施。幸いにも経過観察となり、さらにまた半年後の今日、経過を見に改めて病院を訪ねました。

検査前日は禁酒ということだったのですが、夕飯が寿司ということもあり、ビール一本飲んじゃいました。

 

検査の方は今回も静脈鎮静下での実施で苦痛なく終了。何回もやっていると、あの眠ってる感覚が気持ち良くなってくるんですよね。今日も

よく寝ました。Garmin のbody batteryも5%ほど回復。

しかし、内視鏡検査というものはコストが掛かります。

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検査結果が分かるのは再来週。今回も隆起物のサイズが大きくなっておらず、何事もないことを望みます。

帰宅後は少し仮眠してwalk+running drills+26'jog

今日も良いトレーニングができました。

8/28〜9/3 Training log ラン再開

7/6のjogを最後に左アキレス腱の痛みから走ることをやめていましたが、54日振りにjogを再開しました。完全に違和感がなくなったわけではないですが、ラン復帰の一つの目安にしていた起き抜けの痛みがほぼなくなったため再開に踏み切りました。

まずは走ることができて嬉しく思います。

8/28(月) 20'walk+Drill+15'jog(5'53/km)

8/29(火) 2km walk+Drill+20'jog(5'25/km)

8/30(水) Rest

8/31(木) 1.5km walk+Drill+21'jog(5'03/km)

9/1(金) 1.5km walk+Drill+25'jog(5'05/km)

9/2(土) 70'bike+Tabata

9/3(日) 1.5km walk+Drill+30'jog(4'56/km)

walkとフォーム改善のためのドリル+jogという組み合わせを基本に納得の行く一週間を過ごせました。しばらくはダニエルズの本に書いてある故障復帰後の考え方を参考にランのボリュームは過度に増やさず、ランの有酸素運動が足りない部分はバイクで補い、ランニングフォームを改善させるためのドリルを重視していこうと思います。

それは昨年も同様に左アキレス腱を痛め、復帰した時に走行距離を増やし過ぎてしまったがために、復帰数ヶ月後に新たなトラブルに見舞われたためです。同じ轍は踏まないよう、目先の2023年残り4ヶ月はじっくりやっていく予定です(金沢マラソンの出走はあるけど、観光をメインにする予定)。

ランニングフォームについてもさらに一段上のレベルを目指すためには、ここでしっかり見直しをしておきたいということは前回の投稿でも書きました。

onedayatatime.hatenadiary.com

こちらもすぐに改善することではありませんが、取り組まないといつまで経っても変わりません。地味で時間のかかる取り組みですが、それは私の得意とする分野なので、愚直に続けていきたいです。

今週は5日間走りましたが、復帰一週目にしては走るペースが想定より速かったです。ランニングフォームで変えようとしている部分を意識して走るとゆっくり走れないんですよね。休んでいた期間が長いこともあり、このペースでも心肺的にはつらいです。なかなか難しいところですが、まずは理想とするフォームを意識しながら走ることのできる時間、距離を走っていきたいと思います。

故障期間中のトレーニングーWalk

前回に引き続き、故障期間中のトレーニングのご紹介。今回はWalkです。

ここ最近までは60分程度のwalkを週2回の頻度で行ってきましたが、速く歩くこと以外にいろいろ意識すると思っていたよりもトレーニング効果がありそうだと感じましたので、今回はそれらのご紹介です。

 

まず、普段どのようなwalkをしているかですが、お気に入りは近所の土手にある階段を使ったwalkです。

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僕は60分間に10分間の階段上り下りを2回挟んでwalkすることが多いです。

良い点としては夏で気温と湿度が高いこともありますが、階段の上り下りを終えると心拍数はLT2ぐらいまで到達するので、体への負荷もありますし、臀部も鍛えることができます。

走れていた頃はwalkを練習に取り入れることなど考えたことがありませんでしたが、アクティブレストになりますし、オフ期に登山として行えば良い脚筋力の基礎作りになるのではと思っています。

一方、悪い点としては退屈だという点。階段の上り下りを20分間行うだけでも精神的に結構疲れます。いかに飽きずに継続できるかという仕掛けが大事ですね。僕はいつもPodcastを聴きながら実施しています。

 

ただ、walkを実施する時のフォームについては、まだまだ改善の余地があると感じています。今回の故障を機に方々にいろいろとアドバイスを求めている中で、ランニングフォームの欠点を指摘されました。ランニングフォームの欠点はダイレクトに歩様の欠点にもつながっています。

Walkをする際に腰を落とさない(=骨盤を後傾させない)とか、反り腰にならないといった意識をこれまではしていましたが、それだけでは足りないようです。

なぜアキレス腱を故障してしまうのか、故障するのはなぜ左足が多いのかが朧げながら見えてきたので、少しすつフォーム改善に取り組み始めました。

今以上にタイムを求めていくためには避けては通れない課題だと認識しています。

このように考えることができるのも、この時期に苦しい故障をしたことによる恩恵だと感じます。故障してなかったら、今まで慣れ親しんだランニングフォームを変えようなどとは思いませんでしたから。

時間はかかるかと思いますが、その道のプロの方にもアドバイスを求め、少しずつ改善していきたいと思います。

ランニングフォームの改善のための一歩目がウォーキングフォームの改善です。

故障期間中のトレーニングースピンバイク

左足のアキレス腱痛が発生してから久しいです。走ることがままなりません。体力の低下は日に日に進みます。

走ることがランナーにとっての最高のトレーニングであることは言うまでもありませんが、何もせず日々進む体力の低下を指を加えて眺めているわけにもいきません。

昨年の夏から秋にかけて今回と同じ左アキレス腱を痛めた際は、家の近所を流れる川を下流と上流に2時間ほどかけてサイクリングをしたものですが、この時期は暑くて外でバイクなんか漕げたもんじゃない。

また、事故による怪我のリスクも馬鹿にならないと、昨年末にサイクリング中に遭遇した電動キックボードのもらい事故から実感しています。

ということで、ネットでいろいろ探してみると、スピンバイクという便利なトレーニング器具があるではないですか。

懸念点としては、コスト、場所を取ること、騒音、の3点でしたが、Youtubeのレビューなんかも参考に以下のスピンバイクの購入。

 
漕ぎ始めて2ヶ月あまりが経ちましたが、率直に購入して良かったです。
前述した懸念点の中で一番気にしていたのは騒音でした。集合住宅に住んでますし。しかも、私が購入したのは摩擦式という負荷をかけるためにホイールに直接布を押し当てるタイプのもので、その他のタイプである磁石で負荷をかけるもの等と比べると、明らかに騒音がしそうです。
その他のタイプがどの程度の騒音かは分かりませんが、私の使用しているハイガー社のモデルは全く気になりません。バイクから発する騒音よりも、トレーニング中の私が呼吸する音の方が煩いぐらいです。
 
僕が好んで実施しているトレーニングは2つあります。
ひとつめは軽めの負荷で40〜60分間、心拍数を120〜140bpm程度で漕いだ後、同じくスピンバイクでタバタトレーニングを1セットするというもの。
スピンバイクのハンドル部分に台座がついているので、iPadを台座にセットしてYoutubeを観ながら、クーラーの効く部屋でのんびり漕いでいます。
タバタトレーニングはネットで調べるとやり方が出てきますが、僕の場合はオーソドックスに(20秒全力漕ぎ+10秒レスト)×8回を1セットやるようにしています。出し惜しみせず、1本目から全力で漕ぐと、大体5回目ぐらいで175bpmに到達し、残り3本も同様の心拍数を維持して終わります。日によっては180bpmに到達することも。
週に最低3回は行うようにしています。いろいろ試しましたが、2日に1回タバタトレーニングを行うぐらいが僕にはあっていると感じているからです。
 
ふたつめはバイク界ではメディオと呼ばれているトレーニングです。あまり詳しくないですが、ランニングで言うところのクルーズインターバルで、15分間を心拍数150〜160bpmぐらいで漕ぐことをレストを挟んで2回実施しています。
まさしくバイクのクルーズインターバルで、タバタトレーニングのように辛くはないけど、じわじわ心肺機能と臀部の筋肉に効いてくる感じで、地味にきついトレーニングです。
こちらは週1〜2回を目処に実施しています。
 
実際のところ、スピンバイクによるトレーニングが、どこまで体力の低下を食い止めることに寄与しているかは分かりませんが、個人的にはフィジカル面の強化もしくは維持というよりも、メンタル面の安定感に繋がっていると思っています。
故障期間中に何もできないと気が滅入ってしまいますが、少なくともバイクを漕いでトレーニングをしているという実感だけでも安心感を得ることができます。
一方でバイクトレーニングをやりすぎることの弊害として、股関節周りの筋肉を余計に張らせてしまって、怪我の治癒を遅らせたり、坐骨神経痛等の別の故障にも繋がるリスクはあるので、継続することを最重視し、トレーニング内容自体は負荷を高めすぎてはいないつもりです。
いつまでこの生活が続くかは分かりませんが、今はできる限りのことを愚直に続けていこうと思っています。
次回は故障メニューとしてのwalkについて書いてみようかな。

アキレス腱痛の経過

4月末に出走した長野マラソンを終えた直後から左アキレス腱痛が再発しました。レース前も最中も何ともなかったのに不思議ですよね。負荷が潜在的に体に蓄積されていて、それがレース後に顕在化したと理解しています。

部位としては踵骨から5cmほど近位の外側。指でつまむとじわりと痛い。また、起床後最初の数歩(特に足関節背屈時、歩行の蹴り出し動作)やデスクワークをしばらくした後に歩き出すと痛みます。アキレス腱の滑走性が一時的に悪くなっているのでしょう。

整形外科に行ってレントゲンやMRIの撮影はなし、理学療法もなし。鍼治療にしか行っていません。先生の言うことにはアキレス腱自体に腫れはなく、重傷ではないとのこと。施術を受けた直後は調子が良くなることも多いのですが、日が経つとまた違和感が元に戻る。その繰り返しです。

長野マラソン直後の5月はアキレス腱の違和感の様子を見ながらゆっくりとしたjogは継続して250km。良くなる気配がなかったので、6月はスピンバイクを購入し、バイクトレーニングをメインに。月間走行距離は72km。

ちなみに僕が買ったのはこれ。静音性が高く意外とおすすめ。トレーニング内容は後日紹介します。

 

7月は月初にラン再開できる気配があったのでゆっくりjogを再開しましたが、何日か走ったところでまた違和感再発。bike生活と時々walkも。月間36km。ここ1ヶ月はランオフです。

 

休めど、治療せど、アキレス腱の調子は一向に良くなりません。

痛み、違和感の原因を特定するのも困難とのことで、先生のアドバイスやネットの情報等であれやこれや試してみましたが、一向に良くなる気配はありません。

なんとかbikeとwalkでトレーニングはしていますが、モチベーションはここのところ低下中。腹筋や背筋も鍛えていたけど、治療院の先生に先日反り腰を指摘され、その矯正の過程であまり腹直筋に張りを持たせるのも良くないようなので、最近は筋トレもやっていません。

半ばヤケを起こしてきているので、Alfredson protocolを徹底してやってみようと一昨日から実施。

www.verywellhealth.com

要はヒールドロップを膝関節伸展位と屈曲位で毎日合計180回続けろというもの。ここ3ヶ月間でも何度かトライしては挫折してきた方法。なぜ挫折したかというと、何日か続けると腓腹筋とヒラメ筋が張ってきてアキレス腱の違和感が強くなった感覚があったから。

しかし、今となっては何をしても良くならないし、このままでは向こう数ヶ月も走れる感覚がないので、だったら違和感が強くなったとしても騙されたと思って、この方法を徹底的に続けてみようと思っています。これでアキレス腱痛が良くなったという症例もかなりあるようです。これでだめなら解決策の一つは効果がないということが分かるので。場当たり的な対応ですが、原因がなかなか特定できない現状では仕方がない。

 

直近では10/29開催の金沢マラソンに出走予定ですが、走れたとしても記録はもう狙えないので、まずは出走して完走することを当面の最大目標としたいと思います。

ここ1年で満足に走れたのは今年の3月と4月の2ヶ月間と厳しい期間が続いていますが、苦悩の10ヶ月間(今後も数ヶ月は上積みされそう)は今後飛躍するための試行錯誤の期間ということでできるだけ前向きに捉えていきたいと思います。

久し振りの投稿(まだ走れていません)

前回の投稿から2ヶ月強。かなり日が空いてしまいました。

その間に歳をひとつ食い、四十の大台にまた一歩近づいてしまいました。

 

左足のアキレス腱を痛めて久しいですが、前回の投稿以降、6、7月とほとんど走れず、今月もまだ走れていません。

約2週間おきには治療に通って、できる限りのことをしていますが、なかなか走れるまで痛みが引くことはなく、歯痒い日々を送っています。

 

走れない期間はまずストレスになるような情報はできるだけシャットアウトしています。特にSNS。

また、代替トレーニングとしてスピンバイクを購入し、最近はwalkと組み合わせて週4,5回漕いでいます。どこまで効果があるのかは分かりませんが、スピンバイクを漕ぐことで、フィジカルというよりかはメンタル的な安定が図れ、精神衛生上とても良いです。

スピンバイクによるタバタトレーニングも最低週3は取り入れるようにして、心肺的な追い込みも加えています。

 

アキレス腱痛というのはとても厄介でなかなか快方に向かいません。休めば良くなるのかというとそうでもなく、かといって緩く走れば良くなるのかというとそうでもない。

明確に快方に向かうという実感が得られず、毎日が手探りです。ここ1ヶ月はだんだん走ることへの執着も薄まり、全く走っていません。

 

昨年もアキレス腱の同じ部位を痛めて、ランが再開できるまで丸3ヶ月を要しました。今回は5月から7月頭まで休んでは緩く走り、を繰り返したものですから、もう少しかかるかもしれません(と言っても6月は70km/月、7月も20km/月なので過去の自分比でほとんど走ってはいない。)

ただ、こういった時こそ記録に残すことの重要性が増すと最近考え直しましたので、個人的な記録はもちろん残していますが、このブログにも故障との戦いを今後記していきたいと思います。