2021/11/14 21km jog
昨日、激坂最速王決定戦2021に参加してきたのと、打ち上げとしてまだ日が高いうちから飲酒をしたため体調はあまり芳しくなかったが、地元のRunning clubの21km jogのイベントに参加してきた。日差しはあったが、14℃前後、微風の絶好のジョギング日和で気持ちよく体内に溜まった疲労物質とアルコールを汗とともに流すことができた。
5'00/kmで巡航し、最後は気持ちよくペースを上げて終了。背中や腰、臀部、ハムと体の背面にかなりの疲労が残っているので、しっかりケアをして次の練習に繋げたいと思う。※激坂最速王決定戦2021についてはまた次回書いてみたいと思います。
Garmin Heart rate sensor HRM-Pro
前々から購入を検討していたGarmin Heart rate sensor HRM-Proを購入した。こういったアイテムを中古で購入することに躊躇いがないので、メルカリで何週間か出品されるのを待っていたわけだが、なかなか目ぼしいのが出てこなかったので楽天で定価で購入。14,850円也。
そもそもなぜ購入しようと思ったのかというと、ずっとGarminの腕時計(光学式心拍計)で心拍を測っていたのだけれど、ここのところ調子がおかしかったためだ。
これは先月Run仲間と18kmほどゆるーくjogをした時の心拍の推移なのだが、最高心拍数が181bpmを指している。このペースで181まで上がっていたら、ダッシュで僕、たぶん死にます。それにペースの変動がそこまで大きくなく走り続けているのに心拍が上がったり下がったり。光学式心拍計に信用がおけなくなったのです。また、先日のBlogでもちょろっと触れたDaniels' running formulaの考え方では効率的に走力を向上していくためにはTrainingにおける心拍数管理が非常に重要になってくる。
そのため、光学式心拍計よりも精度の高い胸にベルトを巻くタイプの心拍計の購入に至ったわけだ。それらに加えて、この胸ベルトにはRunning dynamicsなる機能も付いていて、両足の接地時間や上下動、Cadence(脚の回転数)等も測ってくれるのである。なんだかおもしろそうというのも購入の決め手だった。
箱を開けると本体と説明書が同梱されていた。セッティングも至ってシンプルではあったが、説明書の内容が不十分だったので注意が必要。迷った点はいずれ書きます。
こちらが先日ペースをBuild upして12km走った時の心拍数(4’30/kmをキープし、最後の1.5kmを3'20/kmまで上げた)。上掲の光学式心拍計と比較すると正確に心拍数が反映されている。
StrideやCadenceもご覧の通り丸わかり。ただ、心拍数は良いとしてもこのRunning dynamicsの使い方は正直難しい。例えば、この機能を何日か使って分かったことだが、僕はどうやら左足の接地時間が右足に比べて長い傾向にある(上のグラフだと左51.0%右49.0%になっているところ)。厳密に言えば、50%50%がいいのだけれど、このズレをどう矯正して良いのかが素人には分からない。数値上はズレているが、原因も人によって違ってくるだろうし。こういった矯正については、体に対する深い理解が必要不可欠だろう。どんな学問になるのだろう。身体運動学?
この接地時間のズレは少なからず僕を悩ませる症状と因果関係があるようにも予想している。箱根駅伝が好きな人はご存じの方も多いと思うが、94回箱根駅伝(2018年)の駒沢大学の7区を走った工藤有生選手を襲った症状であるぬけぬけ病。
僕も同様の症状に悩み学生時代に陸上競技から離れた(工藤選手とレベルは雲泥の差だけど)。そして今も時々この症状が顔を覗かせる。Running dynamicsを使ってどこまでぬけぬけ病を治していくことができるか分からないし、そもそも接地時間の差がぬけぬけ病を発症させている原因ではないかもしれないが、これだけテクノロジーが進化した今だからこそ、何か発見の糸口になってくれたら嬉しい。と、心拍計からかなり話が脱線してしまったが、新しいおもちゃを手に入れ、いろいろと試していきたい。
Shoes review_SKECHERS GORUN RAZOR+
新感覚の反発。
行きつけのRunning gearを扱うお店でたまたま試着をして興味を持っていたSKECHERS GORUN RAZOR+が、この前御茶ノ水を散策していた時にたまたま現品限りで半額で販売されていたので買ってしまった。衝動買い。SKECHERSと聞くと、どうしてもTeenagersが履くアメリカンなスニーカーという印象を持ってしまうが、近年Running shoesの開発にもリソースを振り向けているようで、品質もだいぶ良くなってきていることは聞いていた。先日のBlogでもこの靴を履いてペース走をしたことに簡単に触れたが、今回はこの靴のReviewをしてみたいと思う。
まず特筆すべきはなんといってもこのhyper burstという緑色をしたmid-soleである。初めて試着してその場で軽く走った時に明らかにこれまで履いてきたRunning shoesとは一線を画した反発があることに気付いた。地面を押した時の反応がとてもResponsiveで軽い力でしっかり脚が返ってくる印象を持った。なおかつクッションもあるので、脚への負担もそう大きくない。僕がこの靴を履くシーンを選ぶとしたら、Tempo走やコンクリート等の硬い路面でのInterval走を選ぶだろう。フルマラソンに使ってもおもしろいかもしれない。ただ、お恥ずかしながらカーボンやその他市場に最近出回っているプレートが入ったshoesをまだあまり履いたことがないので、そこはCarbon shoesの能力をしっかり見極めてからにはなるが。
Weight=185g(26.0cm, US8.0), Forefoot height=24mm, Heel height=28mm, Drop=4mmとなっている。十分レースでも使えるほど軽量。
upperはシームレスでメッシュ素材。通気性がよく、過度に蒸れる感じはしなかった。足幅は広くはないので足幅が広めのランナーには少し窮屈に感じるかもしれない。
踵にはヒールカウンターが入っているため安定性がある。ただし、重量からも分かる通り、がっちり目に作られているわけではない。ここは重量とヒールカウンターの強固さのtrade offだが、走っていて不安定さは感じなかった。ベロもご覧の通り薄めで軽量化。
out-soleはタイヤメーカーであるGood Year社製。耐久性はこれから履きつぶしていって判明してくるだろうが、すでにSKECHERSのshoesを履いているランナーの仲間からは不満はないとの情報を得ている。
SKECHERSはまだまだメジャーではないものの履いた感触では人気が高まってくる予感。SKECHERSのrunning shoesから目が離せない。
2021/11/06 20km+α @皇居
Raffine running style Otemachi One店主催のイベントに参加してきた。メニューは20k@4’00/km
せっかくの機会なので、Vaporfly next%2をレンタルして走ってみた。この靴を履いて走るのは初めて。月並みの感想だが、地面を押した際の反発が今まで履いていた靴の比べ物にならないと感じた。今の走力だと4'00/kmで20kmはけっこうきついと思っていて、ペーサーにつけるところまでついていこうと心に決めて練習を始めたが、この靴で走るとキロ4がjogに感じるほどで20kmを楽々走破。
調子に乗って25kmまで距離を伸ばそうと皇居5周目まで距離を延ばしてみた。その上ペースも4分を切るぐらいまで上げてみたのだが、靴の恩恵が逆に体全身に徐々に負担をかけていたようで、23km過ぎに右ハムが攣りかけたのでそこで練習終了。。。まぁ、jogで20kmも最近全然走っていなかったし当然の帰結かな。あと気になったのは、股関節と腰にもかなり負担が来る靴だなということ。もしこの靴を使うとなると付き合い方も考えないといけないですね。
今回は試着をして26.5cmを選んだが、upperが柔らかい素材で足先がかなり遊んでしまったため、右足中指の爪に血が溜まってしまった。このupperの素材だと26.0cmが僕の足には正解。
最近一人での練習ばかりで少しマンネリを感じていたが、イベントと優れたシューズのおかげで質の高い練習ができ、とても満足な一日だった。いずれフルマラソンに再挑戦する際はVaperfly next%2もシューズの選択肢に含まれることは必至だ。
2021/11/08 Molly Seidel Finishes Fourth at the 2021 NYC Marathon
Molly Seidelが昨日11月7日に開催された2021 NYC marathonで自己ベストの4位に入り、コースレコードを更新したようだ。
恥ずかしながら、東京オリンピックで女子マラソンが開催されるまで、僕はMolly Seidelの存在を知らなかったのだが、札幌の地での彼女の走りに僕は魅了された。彼女は輝かしいキャリアを持つのと同時にうつ病と摂食障害に苦しんだが、そこから這い上がってのオリンピックと今回のレース。ますます彼女の活躍から目が離せない。
2021/11/03 13kmペース走+1000m
久々のペース走。今のT paceが3’43ぐらいなので50分間のペース走で+12"、気温が20℃だったので+4”で4'00/kmぐらいで実施。
2’のrestを挟んでI paceで1000mをプラス。疲れた脚で必死に体を動かし、3'24でcomplete
先日購入した靴を試してみた。試着通りとてもいい履き着心地だったので追ってReviewします。
2021/10/31 東京オリンピックマラソンコース試走
真夏の激走に想いを馳せながら。
10月に緊急事態宣言が解除されたこともあり、北海道に出張をする機会を得た。出張の日程に週末が被っていたこともあり、仕事を終えた後休日をもらい、札幌に滞在し、今夏開催された東京オリンピックのマラソンコースを走ることにした。
ホテルを取っていたすすきのからスタートし、まずは札幌駅前通りを南下する。
ほどなくすると赤、橙、黄に紅葉した中島公園のイチョウの木々が目に飛び込んできた。走っていた時間帯は曇天だったため、太陽の光と紅葉とのコントラストを楽しむことはできなかったが、晴れ間が見えた夕方に改めて散歩をすると焼けるようなイチョウ並木を見ることができた。
話が紅葉にずれたが、一時マラソンコースから中島公園へ足を踏み入れさらに南下すると、左手に幌平橋が見えるので左に折れ、嫋やかに流れる豊平川の東岸へ渡る。
ベトナムの橋と比べると路面が綺麗にならされている。日本では当たり前だけど。
幌平橋を渡り、右折すると中の島通だ。ここまで来るとかなり閑静になる。
コース図を見ると少し上っているが、呼吸が乱れるほどではなさそうだ。
コースの南端は白石・藻岩通。ここを左折する。コースを北上する平岸通に向かってさらに上る。ここで少し太陽も雲間から顔を覗かせてくれた。
そして、平岸通にぶつかり左折。ここから一路北上することになる。
朝食前なので寄り道。羊羹が食べたかったが生憎売っておらず、イオンPBのゼリー飲料を胃に流し込む。180kcal charge完了。
10分ほどして南七条大橋に到着。再度豊平川を渡り西岸へ戻る。荒川とは違った狭い川幅がチャーミングだ。
大きな川もいいが、豊平川のような小さな川もいいと思った。わざわざ川に出ようとしなくても身近にあるというか、札幌市民の生活に溶け込んでいるように感じる。豊平川のような川が流れる街に一度住んでみたいと思った。
南七条大橋を渡ると多くのドラマが生まれた創成川通だ。4kmほどの直線が北へ続く。
テレビ塔を通過。
大迫が6位に上がったのはたぶんここらへん。テレビで予習した通りの景色に興奮が隠せない。何せキプチョゲや大迫が走った道路を僕も走っているのだから。
北端の宮の森・北24条通を左折。なまら北上。
新川通を経て、北海道大学構内へ。
イチョウ並木で多くのランナーとすれ違う。ここがランニングスポットとして多くの人達に受け入れられていることが伺える。
紅葉の時期ということもあり、ランナー以外にも多くの人が写真撮影に訪れていた。
イチョウ並木を走り終えるとオリンピックやプレ大会で見慣れた小さな池を脇目に北大の南門を出て、北海道庁旧本庁舎の脇を通る。
そしてゴールのある札幌駅前通に戻ってくる。テレビ塔もすぐ近くだ。オリンピックではテレビ塔から北海道大学を回るコースを1周(大体10km)とし、合計3周した。オリンピックは当然交通規制がされているから問題ないのだが、今回のように歩道を走ると頻繁に信号に捕まってしまい、今日紹介したコースを1周するにも2時間半強かかってしまった。札幌駅周辺は碁盤の目のように道路が東西南北に張り巡らされており、道路が交差するところに必ずといっていいほど信号があるためだ(夜尋ねたBarの店員さん曰く、京都の街をモデルにしたとのこと)。真夏に行われる北海道マラソンも前半は今日紹介したコースと同じため、来年開催されるなら出場したいと思っている。あと今回と同様に、いずれ都大路もチャンスがあれば試走してみたい。都大路も激しく興奮しそう。