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Garmin Heart rate sensor HRM-Pro

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前々から購入を検討していたGarmin Heart rate sensor HRM-Proを購入した。こういったアイテムを中古で購入することに躊躇いがないので、メルカリで何週間か出品されるのを待っていたわけだが、なかなか目ぼしいのが出てこなかったので楽天で定価で購入。14,850円也。

そもそもなぜ購入しようと思ったのかというと、ずっとGarminの腕時計(光学式心拍計)で心拍を測っていたのだけれど、ここのところ調子がおかしかったためだ。

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これは先月Run仲間と18kmほどゆるーくjogをした時の心拍の推移なのだが、最高心拍数が181bpmを指している。このペースで181まで上がっていたら、ダッシュで僕、たぶん死にます。それにペースの変動がそこまで大きくなく走り続けているのに心拍が上がったり下がったり。光学式心拍計に信用がおけなくなったのです。また、先日のBlogでもちょろっと触れたDaniels' running formulaの考え方では効率的に走力を向上していくためにはTrainingにおける心拍数管理が非常に重要になってくる。

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そのため、光学式心拍計よりも精度の高い胸にベルトを巻くタイプの心拍計の購入に至ったわけだ。それらに加えて、この胸ベルトにはRunning dynamicsなる機能も付いていて、両足の接地時間や上下動、Cadence(脚の回転数)等も測ってくれるのである。なんだかおもしろそうというのも購入の決め手だった。

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箱を開けると本体と説明書が同梱されていた。セッティングも至ってシンプルではあったが、説明書の内容が不十分だったので注意が必要。迷った点はいずれ書きます。

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こちらが先日ペースをBuild upして12km走った時の心拍数(4’30/kmをキープし、最後の1.5kmを3'20/kmまで上げた)。上掲の光学式心拍計と比較すると正確に心拍数が反映されている。

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StrideやCadenceもご覧の通り丸わかり。ただ、心拍数は良いとしてもこのRunning dynamicsの使い方は正直難しい。例えば、この機能を何日か使って分かったことだが、僕はどうやら左足の接地時間が右足に比べて長い傾向にある(上のグラフだと左51.0%右49.0%になっているところ)。厳密に言えば、50%50%がいいのだけれど、このズレをどう矯正して良いのかが素人には分からない。数値上はズレているが、原因も人によって違ってくるだろうし。こういった矯正については、体に対する深い理解が必要不可欠だろう。どんな学問になるのだろう。身体運動学?

この接地時間のズレは少なからず僕を悩ませる症状と因果関係があるようにも予想している。箱根駅伝が好きな人はご存じの方も多いと思うが、94回箱根駅伝(2018年)の駒沢大学の7区を走った工藤有生選手を襲った症状であるぬけぬけ病。

僕も同様の症状に悩み学生時代に陸上競技から離れた(工藤選手とレベルは雲泥の差だけど)。そして今も時々この症状が顔を覗かせる。Running dynamicsを使ってどこまでぬけぬけ病を治していくことができるか分からないし、そもそも接地時間の差がぬけぬけ病を発症させている原因ではないかもしれないが、これだけテクノロジーが進化した今だからこそ、何か発見の糸口になってくれたら嬉しい。と、心拍計からかなり話が脱線してしまったが、新しいおもちゃを手に入れ、いろいろと試していきたい。