One day at a time

毎日を、着実に

2022/01/27 僕と英会話

 僕は英語が本当に苦手だった。今も得意というわけではないが、少なくとも英語を口にする恐怖心は平均的な日本人よりかは少ないのではないかと思っている。学生時代は英語の授業が全科目で一番成績が悪く、できることなら避け続けて生きていきたいと考えていた。新卒で入社した会社でも入社直後のTOEICは1問も自信を持って答えられた問題はなく、結果は350点ぐらいだったと記憶している。英語ができるに越したことはないとは常日頃から感じていたが、NHKラジオ英会話のテキストを買ってきてトライしてみても3日も続かない。まさに三日坊主のお手本のようなことを何度も繰り返してきた。

 そんな20台も中盤に差し掛かったある日、当時僕が勤めていた日系企業では人材育成を主目的に日本本社と海外現地法人の若手社員の人材交流のようなことを行うことになり、中国現地法人から中国の方が僕の所属する部署に異動してくることになった。冒頭に記載したとおり、僕は英語を全く話せなかったが、外国人にはずっと興味を持っていたので、そのイベントをきっかけに少しずつ英会話を学ぶようになった。そうすると不思議なことに勉強が続くんですね。毎日何時間も勉強する訳ではないのだが、物事を細々と継続することだけは得意な性分なので、コミュニケーションを取るために当時メジャーになってきたオンライン英会話をメインに勉強を積み上げていき、コミュニケーションが少しずつ取れるようになった。TOEICの点数も人材交流が行われていた2年間で725点まで少しずつ上昇。今振り返ってみると、この出来事が私の人生のひとつのターニングポイントだったのだと思う。その後、転職をした会社で海外に駐在をすることになった。コロナ禍の余暇時間に何年か振りにオンライン英会話のサービスを利用したり、海外駐在時に仕事で毎日英語を使った生活を送っても、自分が言いたいことを英語で瞬時に表現することは難しいことがまだまだたくさんある。

 それと同時に思うことは、英語の流暢さも重要ではあるが、より重要なことは何を相手に伝えるかということだ。英語がペラペラでも話の中身がペラペラでは仕事では何も役に立たない。役に立っても英語で何かの言い訳が流暢に話せるぐらいではないか。英会話の学習もさることながら、あるトピックに対して相手の話に傾聴し、自分はどう思うのかを自分の言葉で語れることが重要だ。僕は頭も要領も良くない方なので、何事にも上達するのに時間がかかるが、これからも少しずつSpeakingとListeningをメインに英会話に磨きをかけて行くのと同時に、様々な価値観を持った人達と交流し、様々な本を読んで、知識や教養を日々身に着けて行きたいものだ。私のブログのタイトルにもあるが、「継続は力なり」。僕のモットーだ。

 ところで、英語を学習されている皆さん、巷に様々な教材が溢れていて何を選んでいいか分からなくなりませんか?僕は未だによく分からない。英語はお金をかけなくても学べると僕は思っているので、できるだけコストを掛けずに勉強をしてきた。最近は以下に添付するBBC Learning EnglishのYoutubeとiPhoneアプリを使っている。無料であるのに様々なトピックにも触れられていて楽しく勉強できる。是非試してみてほしい。今後も何か有益なTipがあったらブログで紹介してみたいと思う。

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