One day at a time

毎日を、着実に。

20211113_激坂最速王決定戦2021出走@小田原

f:id:Onedayatatime:20211116183114j:plain

先日、激坂最速王決定戦2021登りの部にRun仲間と出走してきた。この大会をご存じない方に簡単にどういった大会なのか説明すると、13.5kmかけて約1,000mもの標高を走り切るという普通の人、というか普通のランナーでもとてもじゃないけど参加しないような大会である。ちなみに僕がエントリーした登りの部に加え、ピストンの部というのも存在し、そちらは13.5km登ってきたコースを自力で下るというさらに常軌を逸した合計27kmのコースとなります。

f:id:Onedayatatime:20211116183102j:plain

埼玉に住む僕は上野東京ラインで小田原までえっちらおっちら向かい、小田原駅にて箱根登山鉄道で一駅の箱根板橋駅で下車。スタート地点からほど近い大会会場である早川小学校まで徒歩で向かった。駅からは10分弱。当日は天候に恵まれランニング日和だった。

f:id:Onedayatatime:20211116183107j:plain

本大会は急勾配の登りを走り切ることから、仮想箱根駅伝5区山登りとして各箱根駅伝出場校からも捉えられているようで、各校の首脳陣や選手を間近で観察することができた。個人的に興奮したのは現在創価大学駅伝部でコーチをされている久保田満さんを拝見できたことだ。当時の東洋大学は川嶋伸二監督により、弱りかけた同行陸上部が箱根駅伝でシード権に返り咲いた時期で、久保田さんはその中でもエース格の選手だった。高校時代、ちょっとした繋がりで東洋大学川越キャンパスにお邪魔をし、長距離ブロックの練習に参加したのと東洋大学の寮にて川嶋監督の訓示をいただいたことは今でもいい思い出になっていて、当時の東洋大学の選手にはお会いしたこともないのに今でも勝手に憧れを抱いている。久保田さん以外にも三行さんとか永富さんとか。

話が逸れたが、箱根駅伝に出場する各校の間には緊張が流れる中、我々はのんびりアップをし、スタートについた。11:30に招待選手達が先に坂を駆け上がって行ったが、遠すぎて誰が誰だかさっぱり分からなかったが、とてつもないスピードで坂を登って行ったことだけは分かった。ちなみに優勝は三代目山の神・神野大地選手でした。タイムは51’02。動画はこちら。尋常じゃないスピードで登ってますね。本大会はウェーブスタートが採用されているため、僕のスタートは11:40だった。走った感想は想像していたよりも辛い。平均勾配7%は今の僕にはかなり応えた。単純に走力不足だ。ただ、70分切りをざっくりとした目標としていたのだが、そちらは達成できたので、個人的にはよく頑張れた方だと思う。

f:id:Onedayatatime:20211116183117j:plain

ちなみに写真の通りコース上から相模湾を一望できる絶景スポットが何ヶ所かあるので、景色を楽しみに出走するのもありかもしれない。僕は走っている間ほとんど地面を見ていたけど。

f:id:Onedayatatime:20211116183104j:plain

ゴール地点からは富士山もしっかり拝むことができた。綺麗。

今大会を振り返って強く感じたことは以下の2つ。

ひとつめは箱根駅伝5区に出走するランナーへの敬意だ。5区の勾配は今大会の勾配ほどではないとのことだが、本来であれば車やバイク等の動力の付いた乗り物で走る道路でであるため、人力で登ることを想定していないという至極当然のことに気付いた。特にカーブでは乗用車が曲がりやすいようにバンクがセットされているが、人力となると非常に走りづらい。左右バランスを失った状態で坂を登る必要があるため、必要以上に筋力が必要だと感じた。加えて、当然ながら坂を登っていくと気温は下がり、風も出てくる。麓では暖かかったが、ゴール地点では日が出ていても体感気温はかなり低く感じた。山を想定通りに登れた選手はフィジカル的に体は動かせているだろうから、そこまで体温が下がったりする心配はないだろうが、一方で想定していたタイムより大幅に遅れをとった選手は山の厳しさを味わうことになるだろう。心拍数を上げきれない選手はことのほか体感気温を低く感じてしまうだろう。ましてや箱根駅伝という大舞台でメンタル的にもかなりのプレッシャーが選手にかかっている。5区における低体温症での途中棄権を時々テレビ越しに観ることがあるが、無理もない話だなと実際に山を登ってみて感じた。

f:id:Onedayatatime:20211116183110j:plain

ふたつめは大会運営への要望だ。全体的にorganizedな大会ではあったが一点、預け荷物については改善の余地ありだ。登りの部の参加者はスタート前に自身の荷物を麓で預け、ゴール地点がある山の上に搬送してもらうことになるわけだが、ゴール後、自分の荷物が出てくるのに大変な時間がかかる。前述の通り、山の上の気温は低く、風も出ているので、正直凍える。大会当日に雨が降っていたなら、、、想像したくない。原因は麓の荷物預りにあると思う。ゼッケンNo.ごとに荷物を預かり、ゼッケンNo.ごとにグルーピングされた山頂行きの台車に載せていたわけだが、本来載るべき台車とは違う台車に載っている荷物をゴール後散見したからだ。それでは手際よく山頂で荷物を出すことはできない。ゴール後、荷物を待っている時に近くにいたランナーと軽く話したが、去年も同様に預けた荷物の返却が非常に遅かったということだ。正しく荷物を預かる、山頂の預け荷物を渡すスペースもゼッケンNo.ごとにする(選手が休む場所が広すぎなので拡張できるはず)等の対策を取り、来年は改善されることを望む。僕は参加するか分からないけど。

とまあ、最後は苦言を呈したが、総じてユニークで小旅行気分も味わえる大会なので走力を山道で試したいドMな方にはおすすめの大会である。近くには小田原で有名な鈴廣かまぼこ漁港もあるので、走った後もenjoyできると思います。

<追記>

大会後、治療として針を打ちに行ったが、筋肉のハリが尋常じゃないとのこと。やっぱり来年は出走見送ろうかな。。。