函館出張ラン2日目 前編
2日目の朝は函館のローカルハンバーガーショップであるラッキーピエロに行った。函館を訪れるまではなんとなく店名を聞いたことがあったぐらいだったが、街中をjogしていると何店舗か見かけたので、早速朝食がてら食べてみることにした。函館駅前店は他店舗よりも早い8時オープン。僕が店舗に着いたのは9時前。行列にハマる。
行列に並び始めてかれこれ30分弱、オーダーしたラッキーピエロのシグネチャーバーガーであるチャイニーズチキンバーガーが到着。825円也(税込)
別の言葉を持って形容するのであれば、油淋鶏バーガー。ラッキーピエロのオーナーは会社設立時、ハンバーガーならば様々なアレンジができて商機がある商材と見ていたようだ。とてもおいしかったです。ただ、もう一度30分待つ価値があるかと言えば、個人的にはありません。食べ物のために行列で待つのはよほどのことない限り好きではないので。ちなみにバーガーとセットになって供されるウーロン茶は毎朝店舗で淹れているそう。コーラには変更できません。
続いて、昼食は駅から5分ほど歩いたベギラマへ。昨夜のビールバーで居合わせたお兄さんから教えてもらったところだ。
オーダーしたイカ墨カレーは絶品のスープカレーだった。イカフライをはじめ、ホタテ、岩海苔、ゆで卵、素揚げされた野菜各種。是非とも函館に訪れた際は試してみてほしい。ちなみになぜ店名がベギラマなのかは不明だ。
さて、ここからがランネタ。小休憩を挟んだ昼下がり、少し長めのjogに出掛けた。2日目は函館市街地から西側に足を伸ばし、函館山と立待岬を目指した。
まず函館山方面に向かうと海沿いの赤レンガ倉庫が立ち並ぶエリアへ。
海というものはとても気分が良い。心が洗われる。
海を背にすると函館山に向かう急な上り坂。気持ちペースを速め、心拍数を上げ気味に坂を登る。
坂上から見下ろすと海が綺麗。
山だから当然だが、至る所に坂、坂、坂。函館在住のランナーは坂でのトレーニングに困らないだろう。何本か坂を登っては降りて、また函館山の麓に出た。
函館山は霧の中。この時点ではまだ函館山に登るか逡巡していた。登ったところで百万ドルの夜景にお目にかかれるか分からなかったからだ。
ひとまず立待岬へ向かって歩を進める。
立待岬手前は墓地を抜ける上り坂。
石川啄木一族の墓もあった。啄木は盛岡出身だが、函館で一時学校教師と働き、函館に思い入れが強かったそうだ。
そして立待岬に到着。
眼前に広がるのは津軽海峡。この日も風速は10m弱。函館、風が毎日強すぎ。半袖短パンで来てしまったので寒い。ちなみにこの日は群馬県館林で40℃を超え、6月における最高気温の記録を更新していたようだが、そんなことは露知らず。
寒いので早々に岬を後にし、霧に包まれた函館山の様子を見るために来た道と同じ方角に戻る。
途中、函館八幡宮を発見したので、せっかくなのでお参りをさせてもらった。
そうすると函館山山頂の霧が晴れてきた。こうなれば登らない手はないので、登山道を走って函館山に登ることを決意した。
少し長くなってしまったので後編へ。