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2023/02/11 腓骨筋腱炎、なかなか良くならず。

前回に引き続き故障ネタ。

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2/6〜2/8までランオフ、その間の2/7に内田治療院にて左下腿を中心に施術を受けた。治療後の調子は上々。鍼返しのある中、2/9に50'jog (avg.5'39)、2/10に60'jog (avg.5'11)を行い、脚の状態を確認した。

ペースが遅いこともあると思うが、走っている最中に脚の痛みはなく、このまま強化系jog(自分の中では4'30前後まで上げるjog)を入れていき、ポイント練習に移行したいと考えていた。

しかし、外踝の下の圧痛がラン前後ともにあることがどうも気にかかっている。圧痛は腓骨筋腱炎と思われ、2022年末からあるもので、改善もしないし悪化もしていない状態である。私の短期の最大目標である4/23に開催される長野マラソンまであと2ヶ月強。当日に向けて強化期に移行したいが、腓骨筋腱が気になりなかなかできずにいる。

ここで腓骨筋腱の圧痛をコントロールしつつ強化期に移行するか、はたまた思い切ってランオフをして、痛みを完全に治すか非常に迷っている。

前者を選択しても本腰を入れて負荷の高いトレーニングを行うことができるか不安だし、後者も記録を狙うランナーなら誰しもがトレーニングを行えず不安になる状況である。

故障とは本当に困ったものである。

 

今回思うのは、故障の経験がこれまで少なかった、ということ。

本格的に陸上競技を始めたのは中学1年生から大学1年の前期までのたった6年強。30歳を過ぎて再び走り出したものの、最初の2年は走っても月間200km程度だったのであまり故障もせず。33歳からの海外赴任とともに一旦はファンランに切り替え、日本帰任とともに本格的に走り出したのが36歳。今に至る。

それまでの間の大きな故障といえば、高校時代に半年間苦しめられたシンスプリント(後脛骨筋炎)と競技引退のきっかけとなったぬけぬけ病(局所性ジストニア)。

前者はひたすら休み、後者は筋力トレーニングやいろいろな治療院で治療をしてもらったが太刀打ちができず、最終的に怪我と向き合えずに逃げるように競技を引退してしまった形だ。

故障の経験から私が持っているカードはひたすら休むということと治療院に行くということぐらいだ。あまりにも貧弱すぎる。

 

ただ、ここまで書いて、結局どのランナーも様々な故障に対して最適解を見つけることは難しいのだろうなと思った。でなければ、故障に苦しむランナーがもっと少なくてもいいはずだ。

私が特別なわけではない。

トレーニング計画を消化できず、靄がかかった先行きが不透明な不安な状態でいるのが故障の真っ只中の心境だと思う。アキレス腱炎を皮切りに、ここ半年間故障に苦しんでいる私が故障から学んだことは、「やらずに後悔するより、やって後悔した方がいい」という言葉がランニングにおける故障には適用できないという点だ。

生涯スポーツとして取り組んでいる以上、長くランニングというスポーツを楽しむことが最も大事で優先すべきことなのではないか。

とても散文的になってしまったが、この記事を書く前から自分の気持ちはほぼ決まっていて、その気持ちを確固たるものにしたいという思いがあったのかもしれない。

今、私にできることは、腓骨筋腱の圧痛をなくし、負荷の高いトレーニングを行っていくために、休養を取ることだ。

走っている時に痛みが無くても、圧痛があることは普通の状態ではない。

中途半端な休養を取ることを止め、どうしたら圧痛がなくなるのか考え、考えたことを実行していくことが肝要だ。

まだまだ故障との闘いは続く。