One day at a time

毎日を、着実に

函館出張ラン2日目 後編

前編では函館山に登る直前までのことを投稿した。

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後編は函館山に登った時のことを書きたいと思う。函館山にはいくつかの登山道があるようだが、いつも読ませてもらっているtomo.runさんのブログ記事を参考に、また前日に雨が降っていたので勾配が急なコースはスリッピーなことが想定されたので、旧登山道コースを使って山頂を目指すことにした。

tomo.run

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階段やふかふかな土のトレイルを登っていく。

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登山道入口から2kmほどで山頂に到着。山頂からの景色は雲がかかっており、日が暮れても夜景は綺麗に見えないだろうと思った。

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それでも展望台にはこの人だかり。函館山はやはり一大観光スポットなのだ。山頂も例に漏れず強風が吹き荒れ、半袖短パンの僕の体温を急速に奪っていったため、山頂滞在時間5分ほどで下山を決意した。下山も来た道を折り返そうと考えたが、転倒を恐れ車用の舗装路を選んだ。途中、警備のおじさんに出会い、話を伺ってみると、観光バスはこの日登ってきていなかったそうで、車両が通る道路を走っても大して問題ないとのことだったので、言葉に甘えてそうさせてもらった。また、霧がかった山頂よりも二合目で見た方が夜景は良く見えるとのアドバイスももらい、足早に二合目まで下山した。

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下山途中に展望台を見上げるとやはり人だかり。

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大平台のヘアピンカーブよろしくなカーブ。

二合目に到着すると、そこにも警備のおじいさんが。おじいさんに函館のことをいろいろと聞きながら空が暮れていくのを待った。

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観光業が盛んな函館はやはりコロナウィルスの煽りをかなり受けているようで、函館山もかつては観光バスを数十台と受け入れていたが、今では10台も登らないとのこと。また、函館はイカ漁が盛んでよく知られていて、函館山から見える漁火も大変綺麗とのことだが、今では漁獲量も年々減少しており、漁船の数も減っているとのこと。原因はよく分からないとおっしゃっていたが、気候変動も大いに関係しているのだろう。館林の40℃超えといい、我々もそろそろ真剣に地球と向き合わなければならないのではと最近常々思う。おじいさんに聞いた話を思い出しながら、二合目を後にした。

 

ラン後は一風呂浴び、海鮮居酒屋へ。ikasei.com

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その後、ネットで見つけたウイスキーを多く取り扱うバーへ。

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かなりディープな空間で、ここでもマスターからいろいろと話を伺った。無知な僕が尋ねた、厚岸ってどんな味するんですかという質問に「高いよ」とアドバイスをくれ、それでも「経験だから」と味見をさせてくれた。厚岸シングルモルトは退店後ネットで調べると1本46,800円。。このバーはメニューに値段表示はなく、領収書から推測するとたぶんかなり格安に味見させてくれたと思う。またひとつ知らない世界を知ることができた。このバーを尋ね、なんだかお酒を飲むという行為自体の概念が変わりそう。関東に帰ったら他のバーでもウイスキーを嗜んでみようと思う。

時計を見るとすでに午前様。入店時は僕が想像するバーの雰囲気と違う世界だったので緊張していたが、退店時は物腰柔らかなマスターの人柄のおかげで緊張も解け、うまく表現できないが、一日の疲れが取れて穏やかな気持ちになっていた。ウイスキーの世界もバーテンダーという職業もどうやら奥が深いらしい。2日目の夜もこうして更けていった。