One day at a time

毎日を、着実に

伊豆ヶ岳登山

先週末、妻と登山に行ってきた。最近、登山に行けていなかったし、故障中で走れないこともあり、基礎体力作りとしての狙いもあった。

場所は埼玉県飯能市に位置する伊豆ヶ岳。標高851mとそこまで高くはないが、ところどころ覗く眺望と歩き甲斐のあるトレイルが人気の名山である。

 

今回は自宅から車で正丸駅まで乗り付け、正丸駅をスタートして伊豆ヶ岳の頂きを過ぎ、子ノ権現を経由して吾野駅まで下る総長14kmほどのルートを山行してきた。まさしく以下に添付した伊豆ヶ岳を含む4座を通過するルートを行く。

 

 

スタートはAM8:00。晴天&無風の絶好のコンディションだった。

 

出発早々、有名な段差と手すりが歪な形状をした階段を下る。転倒注意。

 

まずは正丸峠に向かって歩を進める。

 

気持ちのいいテレインを登る。途中、正丸峠に展望台茶屋があり、休息もできる。我々はスルーしてひたすら山頂を目指す。

 

最初の山頂、小高山。

 

続いて五輪山。

 

伊豆ヶ岳への手前に岩場を登る男坂と迂回路となっている女坂に分岐する。個人的には男坂にチャレンジしたかったのだが、嫁さんと相談し、女坂をチョイス。男坂にチャレンジできる方はしてみて下さい。

 

ちなみに女坂からも気持ちいい展望は望める。

 

正丸峠を出て1時間45分、無事伊豆ヶ岳山頂に到着。なぜ、埼玉県なのに伊豆なのかということを説明している看板があったが、結論からすると諸説あり、明確な理由は判明していないとのことである。

山頂は狭く、残念ながら山頂からの眺望は望めなかった。まだ昼前ということもあったので、少し休憩をとってから先を行くことにした。

 

全体的にサクサク進める。下り基調の中、また少し登って古御岳に到着。

 

東屋もあり、ここで昼食をとっても良いかもしれない。

 

高畑山。

 

 

天目指峠へ続くの道。ここらへんのトレイルが一番気持ち良かったかもしれない。

 

送電線があったので一枚。

 

天目指峠に到着。正午前に着き、お腹も空いてきたので、道中のコンビニで購入した蒙古タンメン中本と塩むすびをいただく。スノーボードを含め、アウトドアで摂る昼食は大体この組み合わせ。

 

お湯は以下組み合わせで沸かす。軽量で使い勝手が良く、私の相棒。
 

食後はもちろんコーヒー。今回はインスタントだが、いつもはモンベルの繰り返し使えるコーヒーフィルターで入れている。こちらも大変オススメ。
 

腹拵えを終え、いざ後半戦へ。県道を横断し、一路、足腰の仏様が祀られる子の権現へ。

ところどころ熊目撃情報ありの張り紙が。熊よけの鈴を携帯した方が安心だ。
 

子の権現手前は登りが続く。標高にして約170m。このルート最後の登りだ。登り終えると子の権現に到着。このルートからだと、子の権現の裏手に出るので、建物の横を通って本堂にアクセスする。
 

大きな草鞋。足腰の健康を祈ってお参りすることをおすすめする。ランナーやハイカーにとってはとても重要。

ランナーのグループとすれ違う。次回は走って山々を訪れたいと思った。
 

子の権現を過ぎれば、あとは吾野駅に向かってひたすら下るのみ。
 

途中、手打ちうどんで有名な浅見茶屋を過ぎる。車で訪れている人達やハイカーも結構店内におり、14時前後で外で入店待ちも出ていた。日曜日だったということもあるのだろう。

最後は沢沿いに下ると県道にぶつかる。線路沿いに歩けばいよいよ吾野駅だ。

 

14:40、吾野駅に到着。コースタイムは6時間40分(休憩45分含む)だった。駅前には商店と自動販売機があり、食べ物や飲み物を補給するができた。ただし、商店を写真撮影しようとしたら、お店のおばちゃんに怒られるので、撮らない方が無難だ。私は怒られた。
 
最終的に、吾野駅から正丸駅まで2駅電車に乗って、車上の人となった。ちなみにこの時間帯の西武秩父線は1時間に2本のみの運行となっている。
 
この時期の登山はとても良い。まだ紅葉が色づき始めたぐらいだったので、もう数週間後に行けばより綺麗な紅葉に出会えるだろう。また、3月頃には福寿草も有名とのことなので、春先の山行も楽しめると思う。
 
久々の登山はとても気持ちの良いものだった。次はどの山に登ろうか。