One day at a time

毎日を、着実に

なかなか治りませんね、アキレス腱炎&腓骨筋腱炎

走ることを止めて、早42日。回復のバロメーターになっているのが、起き抜けの歩行。寝室を出、居間のカーテンを開け、トイレに行くまでの数十歩。そこに痛みがあればランニングはおろか、下腿部の筋トレといったリハビリはできない。42日前に比べれば、本当にわずかながら痛みは和らいでいると思う。牛歩の回復。だが、まだ痛みを伴う。考えあぐねた挙げ句、先週、改めて内田治療院の門を叩いた。痛みにトドメを刺してもらうためだ。

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治療を受けるまでは、もう一ヶ月以上も走ってもいないのにどこからそんなに張るのかというぐらい腓骨筋の張りがひどかったが、鍼治療のおかげで筋肉が緩み、先週末にかけては非常に調子が良かった。起き抜けの歩行は一歩目から痛みが出なくなった。

 

しかし、昨日から2週間ほど脚の調子が逆行したかのように、また痛みがぶり返してしまった。いくつか原因が思い付くが、それらの原因が痛みがぶり返した決定的なものとは考えられず、頭には疑問符が浮かぶ。今週は1歩進んで2歩下がった。

 

故障期間においては、フィジカル面が衰えるのはもちろんであるが、より重要なのはメンタル面のケアであると思う。私が実践していることはSNSを見ないことである。SNSを見ると、どうしてもラン仲間の練習状況が表示されてしまい、気が重くなる。夏が終わり、調子が上がってくるこの時期においては尚の事だ。

加えて、一喜一憂しないことも重要だ。まさに起き抜けの件で一喜一憂しているのであるが、脚の調子が良くても悪くても、可能な限り感情の波をフラットに保つ心掛けが重要だ。これは復帰した後にも言えること。走れていた頃は狙った練習ができなかったとしても感情をフラットに保てていたが、現在の故障下においてはなかなか難しい。一方でそれはまだ成長の余地があるということでもある。

 

今は試練の時だ。できることを着実にやるだけ。この山を乗り越えれば、その先にはきっとまた成長した自分に出会えるはずだ。