8月を振り返る
長くて早い8月が終わった。先日の記事でも書いた通り、10月末の水戸黄門漫遊マラソンに向けて、8月は基礎構築期間としてある程度距離にこだわった。
その結果、8月の走行距離は現役時代を除いて最長の407.51kmだった。走ることは趣味であるわけで、そこに生産性があるのかと問われれば、自信を持ってYESと答えられないわけだが、何か物事に没頭し、やり遂げられた自分を誇りに思う。
8月にjogをメインに長距離を走れたことに加え、下記の通り負荷を高めた練習も行えたので、ある程度のベースはできたと考えられる。
1週目:①ファルトレク(1’+1')×18
2週目:①30km走(4'34/km)
3週目:①ファルトレク(1’+1')×20
4週目:①ファルトレク(1’+1')×20、②1600×4(3’40/km)+200×6(36”)
5週目:①16km起伏走(4’14/km)
ただし、左足の後脛骨筋と腓骨筋に違和感があったのと、それらから派生したアキレス腱炎、さらには右足の甲の痛みに悩まされたのは事実だ。治療にも通い、8月前半はなんとか事なきを得たが、8月を終えた段階で完治しているかと言われると必ずしもそうであるとは言い切れない。
脚部の状況は悪化もしないが改善もしない状況がかれこれ1ヶ月以上続いている。9月からは水戸に向けていよいよ実践的なトレーニングに取り組むことになる。つまり、8月に比べてトレーニングの負荷も上がっていくこととなる。このまま脚の違和感をごまかしながら、トレーニングをしていくことは可能なのかもしれないが、冬まで続くマラソンシーズンを迎えるにあたり、シーズン真っ只中に故障をしてしまうリスクがかなり高まると考えている。よって、水戸まで2ヶ月を切ったこのタイミングで苦渋の決断ではあるが、ここでしばし休息を取りたいと思う。
ということで、今日改めて治療院に出向き、脚部不安の最後の懸念点であるアキレス腱炎のケアをしてもらった。軽度の腫れのため、jogをしても問題はないとのことであったが、コロナウィルスのワクチン接種も控えているので、ひとまず向こう数日間は散歩をしたり、自転車漕いだり、走ること以外で体を動かしていこうと思う。何年立っても思う、休むことには勇気がいるのだ。しかし、いつでも戦士には束の間の休息が必要なのである。