One day at a time

毎日を、着実に

内田治療院リターンズ

5月終わりぐらいから7月の3連休に行われたM×Kディスタンス5000mに向けて、徐々に閾値やVO2maxを鍛えるトレーニングを増やした結果、左足にシンスプリントを、右足の甲にも嫌な痛みを抱えるに至ってしまった。5000mのレース自体は無事走り終えたわけだが、それから1週間半は練習強度を落としてjogのみに努め、脚を癒やすことに時間を費やした。しかし、痛みは快方に向かうことはなく、現状維持という状態が続いた。そのため、長野マラソン前にも半腱様筋の肉離れでお世話になった十条にある内田治療院の門を叩いた。

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ここの鍼治療はネットで検索すると分かると思うが激痛で有名であり、年初に初めて訪れた際は無知であったが故に比較的気軽に施術に臨めたわけだが、今回は正直に言うと少し手の平に汗を滲ませ、入口のドアを開けた。あの痛みが蘇る。

onedayatatime.hatenadiary.com

 

前述した通り、今回は左のシンスプリントと右足の甲、そして左の腓骨筋にも違和感があったため、合計3箇所を鍼で施術してもらった。記録のために治療後の脚の様子を写真に収めた。私の体毛を全面に押し出した見苦しい写真が続くが、興味がある方はご覧いただければと思う。

まずは左のシンスプリント。メインで痛む場所は内果付近のため後脛骨筋をメインに施術をしてもらった。後脛骨筋は足首の底屈と内転を主に司る筋肉である。後脛骨筋のオーバーユースからくる痛みは現役時代にも悩まされたため、そういった癖を僕自身が持っているのであろう。今回はスピードを上げた練習を始めた途端に痛みを伴ってきたので、明らかに足首を多用した蹴る走りをしていたのだろう。赤い点々がついている部分が鍼を打ち込まれた場所である。痛々しい。

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脛骨に沿って打ち込まれていることが分かる。こうやってみるとどのポイント打ち込んだのかが分かって帰宅してから観察することができ2度楽しい。痛いけど。

お次は右足の甲に関連する部分。前脛骨筋に張りがかなりあるとのことだったので、そこから足の甲にかけてこれまたたくさん打ち込んでもらう。

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足の甲にも鍼って打てるんだ〜、と妙に感心。

最後は左の腓骨筋。脛の外側の筋肉である。こちらも腓骨に沿ってブスブスと。

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小一時間、たっぷり鍼を打たれ、苦痛に呻いて7000円也。例のごとく脚を引きずりながら帰宅した。施術の翌日はランオフにして、そのさらに翌日に75分ほど柔らかな芝生の上をjogした。当然痛みが一気に消え去ってしまうということはないのだが、これまで感じていた嫌な違和感はなくなり、暑さと湿度を抜きにすれば快適に走ることができた。そしてこの記事を書いている今日は施術後3日後であるが経過は良好である。もうしばらくjogで様子を見れば秋のフルマラソンに向けて本格的な練習を再開することができる気がしてきた。

内田治療院、恐るべし。

ただ、賛否の意見もあると聞く。そこはランナー諸君の自己判断としてもらいたい。