One day at a time

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2022/02/05 ちびまる子ちゃん

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 さくらももこが描く“ちびまる子ちゃん”が今年で描かれてから35周年を迎えたとのこと。anniversaryを記念した1時間番組が先週1/30に放映されていたので観てみた。今回観た話は幼い頃に漫画で読んだことのあった内容(僕には姉がいて実家にはちびまる子ちゃんの漫画が全巻あった)で、まる子がひょんなことから南の異国の島に行くことになり、そこでプサディ(画像右の女の子)というまる子と年恰好の近い女の子との出会いと友情の物語が描かれている。プサディはまる子が普段はチャレンジすることのない洞窟の中の急流を泳ぐことや高いところからターザンを使って移動することができ、まる子は怖がりながらもプサディの後を追うようにそれらの行為にチャレンジをする。

 とにかく歳を無駄に取ってしまったおじさんである僕にはツッコミどころ満載で、僕がまる子の父親であるならば、そんな危ないことはするなと、彼女の行為を止めてしまうであろう。しかし、ふと自分の若き日を振り返るとそういった行為にこそ楽しみがあり、また成長を感じたことに気付く。自分1人ではできないことが仲間とだったら可能になることが多分にある。

プッシュし合うこと。

危ないからと決めつけてやらないこと。

思考停止にならないこと。

そんなことを思い出させてくれる物語だった。